岡本太郎の本を読む

太陽の塔で有名な 岡本先生、

 


実は文化史に特化されており

ピカソ等に見られるゲルニカ等の

正当技法がありながら絵画をわざと崩したり

日本の伝統(琳派枯山水)だったり、

 

 

東北の祭

岡本太郎と縄文、伝統、

https://kitano-tamatebako.jp/taro-okamoto-and-jomon/

 

そして東北生きるエネルギーに溢れた岡本太郎は、

日本の伝統というものにひどく閉塞感を持っていたようです。

 

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戦後、岡本太郎縄文土器に出会い


ペットに鴉に、色彩は原色の絵画だったり

奇才ですが体感した物を奥様が資料をもとに記載したもの。

曼荼羅金剛界、石仏等の文化史としての取材記の書籍。

ヌートカ族のマスクにおける、【なりきる】という事による

ペルソナやイニシエーションの通過儀礼の概念(概念)

 


はじめに神は怒りありき。という感情の爆発ということ

原住民に突撃というか現地へ行き

非言語をうけとったまま評論ではなく体感した書籍だった

 


西洋や東洋に収まらず、とても深い書籍。

表紙だけだと世俗的で消費的ですが

深く読むと疑問に思った事をサラリと

透き通るので揉める事なく本質へ辿り着きました。

 


10年まえに購入した書籍なのですが

10年経って時代と共に理解しました。

宇宙によって生かされていたのですね、、、